孤独

我々は本来孤独な生物である。

こんな書き出しで始まる文章など世界に掃いて捨てるほどありふれている。

それにもかかわらず私たちは社会を作り、他人と触れ合い、孤独である事実を意図的か無意識かは分からないが忘れる。

 

他人の気持ちを知ることが不可能である以上、孤独であることに例外などない。

我々は孤独なのだ。

胚発生の段階で別個体に生まれた以上、他者は他者であり、完全な同一化などできないのだから悲しくはあるがそれは当然のことなのだ。

 

不意に孤独を感じる瞬間がある。

本質に立ち返っている時なのだろう。

何度でも言うが我々は孤独なのである。

忘れる時間が長ければ長くなるほどその事実に傷つく。

 

たまに孤独な自分に戻してくれる音楽に出会うことがある。

傷を癒してくれるのが孤独を思い出させてくれる音楽なのだろう。

最後は一人でその音楽を聞きながら生きていきたい。